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WindowsLiveメールの特徴とは?削除した場合のメールの復元方法を解説

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Windows Liveメールは、Microsoft社が無償で提供していたメーラーです。「Windows Essentials」というソフトパッケージに含まれていたもので、2017年の1月にサポートが終了しています。Windows 7を搭載したパソコンで使用されているケースが多く、今でも愛用している人が一定数いるようです。
この記事では、Windows Liveメールの特徴や、削除してしまったメールを復元する方法について解説します。

Windows Liveメールの機能

Windows Liveメールは、パソコン上で動作するメールソフトです。
「Windows Essentials」というWindows用のフリーウェア集に収録されていたもので、フォトギャラリーやムービーメーカーなどと同梱されていました。プロバイダが提供するメールアカウントのほかに、フリーメールなどのブラウザ上で送受信するメールアドレスも登録することができます。そのため、Windows Liveメールを使えば、複数のメールサービスを利用していても一括で管理できて便利です。

ウェブメールをオフラインで作成し、オンラインになったときに送信するような使い方もできます。また、フォルダを作成して振り分けしたり、本文中の言葉を指定して送受信済みのメールの中から検索したりできることは便利です。HTMLメールやフォトメールにも対応しているので、画像を使った見栄えの良いメールの作成にも向いています。

Windows Liveメールを今後も使い続けてもよい?

Windows 10がリリースされ、標準のメーラーはOutlookになりました。ユーザーインターフェースや仕様が変わってしまったので、「Windows LiveメールをWindows 10でも使い続けたい」という人もいるかもしれません。ただ、Windows Liveメールに対応するWindows7も公式サポートが終了してしまい、OSのアップデートをせずに使い続けるのはセキュリティの面からおすすめできません。Windows 10でもWindows Liveメールを使用する方法はありますが、無理をせずOutlookやThunderbirdなどに移行するのが無難です。

Windows Liveメールで削除したメールを復元するには

Windows Liveメールでメールを削除してしまっても、復元ができる場合があります。

なぜなら、受信フォルダでメールを削除しても、いったんはゴミ箱に入り一定期間保存されるからです。該当のメールが完全に削除される前に、受信フォルダへ戻しておきましょう。しかし、ゴミ箱フォルダから消えたり、自分でゴミ箱を空にしたりして消してしまったメールデータは、Windows Liveメールの機能では元に戻せません。このようなときは、消してしまったメールデータをシステムフォルダから探す作業が必要です。

OSがインストールされている「Cドライブ」を開き、「ユーザー」「使用しているユーザー名」「AppData」「Local」「Microsoft」「Windows Live Mail」の順にフォルダをたどっていきます。右クリックでプロパティを「隠しファイルを表示」にチェックをつけておかないと、表示されないフォルダがありますので先に設定しておいてください。Windows Live Mailフォルダ内に、管理しているメールサービスごとのフォルダがあります。それぞれに少しフォルダ構造が異なりますが、その中を探していくとゴミ箱フォルダが見つかるはずです。

ゴミ箱の中には、英数字の羅列に「.eml」の拡張子がついたファイルが大量に入っています。これらがメールデータのファイルです。
ファイル名からはどれが削除したメールのデータに対応しているかがわからないので、いったんすべてのファイルを保存します。同じパソコン上に保存するとデータの上書きが行われてしまう可能性があるので、USBなどの外部記憶装置に移すのがおすすめです。あとでデータ復旧の作業をする際、ハードディスクへの書き込みがないほうが成功確率は高まります。

保存したemlファイルの更新日時を確認しながら、削除したメールデータがありそうなファイルをひとつひとつ調べていきます。ダブルクリックすると内容を見ることができますが、文字化けなどが起こったら文字コードを調整したりemlビューワーを使ったりしてください。削除してすぐなら、目的のメールデータがまだ残っているはずです。見つけたら文面をコピーするなどして保存しておきましょう。

復元ソフトで削除したメールを復旧する方法

ごみ箱フォルダ内の「.emlファイル」を探しても見つからなかった場合は、通常の方法ではデータとしてもう確認できない状態です。しかし、復元ソフトを使えばメールデータを復旧できることもあります。市販ソフトだけでなく、フリーソフトも提供されているので、ダメ元でもよいのなら試してみてもよいでしょう。

ただし、それなりのパソコンに関する知識やスキルが必要です。また、削除してから長い期間が経過していると復元ソフトでも復旧は難しく、該当データを探せなかったり見つけられてもデータが破損していたりします。
どうしても復元させたいメールデータがあるときは、デジタルフォレンジック業者に調査と解析を依頼するのがよいでしょう。

Windows Liveメールの復元で困ったときはデジタルフォレンジックで

Windows 10が主流になっても、Windows Liveメールを愛用している人は一定数います。しかし、Windows7のサポートが終了したために、今後はどのようなトラブルが起こるかわかりません。そのため、メールデータの定期的なバックアップをおすすめします。

もし、何らかの理由で大事なメールデータを削除してしまって元に戻したいときには、メールフォルダの「.emlファイル」の確認や復元ソフトを試してみましょう。ここに紹介した方法で復旧できない場合は、デジタルフォレンジックの手法が役に立つかもしれません。

デジタルフォレンジックは、証拠隠滅目的で消されたデジタルデータを復元し、裁判でも有力な証拠として活用されている確かな技術です。重要なメールデータ復旧の最後の手段として、デジタルフォレンジック業者に依頼することも検討してみてください。

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