顧客情報漏洩の疑い 不正メール履歴の復元に成功 – メール・ファイル復元 | 企業の不正調査

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顧客情報漏洩の疑い 不正メール履歴の復元に成功

投稿日:2021年11月22日 更新日:

悪意ある社員によって、意図的に情報が漏洩してしまう事件が発生することがあります。証拠となる情報(外部とのメール履歴等)はすでに削除されている場合、どのように法的証拠とすればよいでしょうか。
とある企業での実例をもとに、弊社リプラスの不正メール調査・復元サービス「MELSIC(メルジック)」をご紹介します。

実例:意図的に消去されたメールの調査

愛知県のとある企業で、顧客情報を不正利用した社員がいる疑いがあり、社内の調査が進められていました。
システム事業部の社員Aは、同部署で数ヶ月前に退職した元社員Bが当時使用していたPCのメールソフトを確認していたところ、あることに気づきました。メールソフトの送受信ボックスに残されていたメールの送受信日時が、所々不自然な間隔で空いていたのです。
元社員Bが退職手続きをする過程でも、なんとなく不審な様子を感じていた社員A。メールをとっさに隠すような行為を見たという話を聞いたこともあったため、上司に相談。
上司は、元社員Bが不正に関わり関連したメール等を意図的に消去した疑いを持ち、調査を行うことにしました。

社員Aは「メール 不正調査」で検索をし、見つけた「デジタルフォレンジック」サービスを行うリプラスに依頼することにしました。

専門業者に調査を依頼

社員Aはリプラスの名古屋オフィスに来店し、早速調査を依頼。今回の依頼の経緯を説明し、PCを預けることにしました。元社員Bが退職して以降、こちらのPCは稼働させずしばらく保管していました。

元社員Bの退職時の動きに漠然と不信感を感じていたAですが、実際にメールで不正なやりとりがあったかの確証はありませんでした。今回の情報漏洩の事件が訴訟問題に発展していることもあり、少しでも証拠となりうる情報が必要でした。

調査作業を開始

「デジタル証拠」としてメールやファイルを復元するリプラスのサービス「MELSIC(メルジック)」は、データの不正使用などによる紛争や訴訟、損害賠償請求のために必要な証拠保全の技術である「デジタルフォレンジックサービス」のひとつです。
解析のためには非常に高度な専門の知識、技術、そしてその為の機器が必要です。
社員Aが持ち込んだ名古屋オフィスでも、特にその専門知識・技術を持つエンジニアが専属で調査にあたることとなりました。

無事データが復元

数週間の調査・解析の結果、社員Aが指定する対象期間のメールを多く復元することができました。
社員Aは復元に成功したメールファイルと調査結果の報告書を受け取り、元社員Bの不正行為の証拠とすることができたのです。

顧客情報の漏洩と不正メールの調査

他社と内通した社員が、顧客情報を売却目的等で漏洩させる事件は少なくありません。 また、自己の利益のために顧客情報を不正に使用したケースもあります。顧客情報を扱う社員が個人情報を漏洩させたり、悪用したりする事件は多く、その手段としてメールが使われることがあります。
メールによる情報漏洩が行われた際には、該当メールが削除されていたとしても復元して証拠データとして押さえなければなりません。

顧客情報漏洩にメールが使われた場合

不正なメールのやり取りと調査する際、意図的に消去されたメールをどのように復元したら良いでしょうか?
PCに精通している社員がメールを使用して情報漏洩をおこなっていた場合、証拠データを復元できないような方法でメールを削除しているかもしれません。

メールソフトやOSの初期化、再インストールなどをするなど念入りな削除をされてしまうと復元は非常に困難なものになります。 手の打ちようがないほど完全に削除された証拠データを復元するには、デジタルフォレンジックの技術が役に立ちます。

削除された証拠メールを復元するには

企業でよく使用されているメールソフトは、OutlookなどのPC上に送受信メールのデータが保存されるものが多いでしょう。
デジタルフォレンジックの技術を使えば、ハードディスク上に一時的にでも記録されているなら、完全に削除された証拠データを復元に成功できる可能性があります。
専用のデバイスを用いてハードディスク内の記録状態をそのまま抜き出し、特殊なソフトでスキャンをかけるデジタルフォレンジックの手法は、手の込んだ削除の仕方であっても高確率で証拠データを復元できます。

PCのデータを初期化してから大量データの上書きと削除を繰り返す等によって、復元が困難となるケースもありますが、復元の可能性は残されています。
デジタルフォレンジックではPCの操作ログを読み出せるため、明らかに不自然なPCの操作履歴をすべて洗い出し、証拠隠滅をしたであろう状況証拠さえもつかめるのです。

不正メール調査はMELSIC(メルジック)まで

デジタルフォレンジック業者に専門的な復元や調査を任せれば、難しい証拠データであっても解決できる可能性があります。
「MELSIC(メルジック)」は多数のデータ復元実績があります。
お困りの際は、ぜひご相談ください。



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